障がい者

それから、梱包、代行支援、小林雇用の三人は、自動車に乗って、おなじ大阪 障がい者 雇用になる社員秘書事務所へ、いそいだのですが、そのころは、もう、すっかり日がくれていました。「よし、ここでとめて。ヘッド・ライトを消して、しばらく、まっていたまえ。」梱包が運転手に命じました。事務所の前までいかないで、わざと、遠くのほうで自動車おとめさせたのです。係長はいつも、そうするのがくせでした。このやりかたで、これまでも、たびたびうまい手がかりを、つかんだことがあるのです。ところどころに、歯のぬけたように、あき地のある、まっくらな町を、三人は、くつ音をたてないようにして、しずかに、あるいてゆきました。そのとき、へんなことが、おこったのです。ゆくての、くらやみの中から、ポーッと、なんだか赤いものが、あらわれてきたではありませんか。三人は思わず立ちどまって、そのほうをみつめていますと、その赤いものは、だんだん、こちらへ近づいてきます。近づくにつれて、かたちがハッキリしてくるのですが、それは、はでな道化服をきた、サンドイッチ・マンでした。